夏休みに和の1日を!初めての方にもお子様にも、親しみやすく能の世界をお届けします。
親子で楽しむ日本の伝統芸能2023 公演
プログラム
1.滋賀県にゆかりのある「能」の演目を紹介!
2.能「竹生島」の舞囃子
滋賀出身の能楽師が登場!
古橋 正邦、浦部 幸裕 ほか
3.絵本語り『天狗の恩返し』
片山九郎右衛門
能「大会」のお話を絵本にした「天狗の恩がえし」(文:片山清司、絵:小田切恵子)の絵をスクリーンに映し出し、紙芝居のような形で、観世流能楽師 片山九郎右衛門が絵本の朗読をいたします。囃子(楽器演奏)も入ります。お話の内容がよくわかるので、あとから本物の能を見ていただく際にこの絵本語りが、鑑賞の大きな手引きとなります。
4.ワークショップの成果発表
5.能「大会(だいえ)」
片山九郎右衛門ほか能楽師が多数出演し、本格的な舞台をお届けいたします。いたずらがもとで殺されそうになったところを助けてもらった天狗が、恩返しになんでも望みをかなえましょうと言ってお坊さんの前に現れます。欲のないお坊さんは「何も望みはないが、お釈迦様が実際にご説法されているところをみたい」と言うと「お安いご用」と安請け合いしてしまいます。天狗は禁断の秘術を使って、お釈迦様に化けるのですが…。さて、天狗の恩返しはうまくいくのでしょうか。
出演
片山 九郎右衛門

古橋 正邦
昭和34年、滋賀県出身。
観世流能楽師古橋正士の長男。
昭和37年、能「隅田川」の子方にて初舞台。
幼少時は父正士に、長じては九世片山九郎右衛門(幽雪)(人間国宝、芸術院会員)に内弟子として師事。
昭和61年に独立を許され、観世流準職分となる。
「石橋」「猩々乱」 「道成寺」「安宅」「翁」などを披き、平成13年には、重要無形文化財「能楽」総合認定保持者(日本能楽会会員)となる。
現在、京都観世会や片山定期能楽会などの公演の他、平成12年より「古橋正邦能の会」を主催するなど、数多くの舞台に出演。
また、「古橋竹謳会」(滋賀・京都・大阪・三重・名古屋)を主宰し愛好家の指導もつとめ、近畿・東海地方を中心に活動している。
浦部 幸裕
1967年生まれ。滋賀県愛知郡愛荘町在住。 幼少より父浦部好弘の手ほどきを受け、4歳にて初舞台。1991年故井上嘉介師、井上裕久師に師事し、1996年独立。 京都を中心に多数の舞台で活躍する傍ら、謡曲、仕舞の指導にあたる。父と共に「浦部好謡会」を主宰。
ほか
チケット情報 6月10日(土)10時発売(電話受付:13時~)
料金(全席指定/税込)
一般1,500円
青少年(24歳以下)500円 ※小学生以上有料
チケット取り扱い
滋賀県立文化産業交流会館(窓口・オンライン)
TEL:0749-52-5111
(平日8:30~19:00、土日祝8:30~17:00/月曜日休館・祝日の場合は翌日)
はじめての伝統芸能ワークショップ

公演を見る前に、謡と仕舞のワークショップで“能”を体験してみよう!
後の公演でワークショップの成果を披露するコーナーも!
時間
13:00~14:30
会場
練習室1
講師
田茂井 廣道
橋本 光史
橋本 忠樹
対象
小学生
参加費
無料 ※ワークショップに参加される方は舞台公演(有料)をご鑑賞ください。参加者が成果発表をしていただく時間もあります。
服装
男女ともに長ズボンと白の靴下を着用ください。
申込期間
6月10日(土)~7月14日(金)
芝居小屋「長栄座」夏のフェスティバル2023
明治時代に湖北・長浜に創建された芝居小屋「長栄座」を、文化産業交流会館のイベントホール内に期間限定で再現!
芝居小屋で行う古典芸能やコラボレーション公演、びわ湖ホール声楽アンサンブルによる公演など、夏を盛り上げる多彩なラインナップをお贈りいたします。
浴衣特典
情緒あふれる「長栄座」の舞台を、夏の風物詩である浴衣でお楽しみください。
フェスティバル期間中の有料公演へ浴衣でご来場いただいた方には、記念品をプレゼント!