三つの楽器が響き合う、彩り豊かな春のアンサンブル
湖国・滋賀にゆかりがあり将来有望な若手演奏家をご紹介する「びわ湖ミュージックフォレスト」は、演奏者や楽器それぞれの個性・魅力を堪能できる室内楽のコンサートシリーズ。
2025年度ラストは、大津市出身・在住のフルート奏者 西浦千陽、高島市在住のチェロ奏者 稲田悠祐、近江八幡出身・在住のピアニスト 光行彩香が登場。愛知県立芸術大学および大学院の同期3名によるトリオで、時代や国、キャラクターの異なる春を感じる作品をお贈りします。
プログラム
- F.メンデルスゾーン:無言歌集第5巻より「春の歌」 Op.62
- F.メンデルスゾーン:ピアノ三重奏第1番 Op.49
- N.カプースチン:三重奏曲 Op.86
ほか
出演
西浦 千陽 Chihiro NISHIURA(フルート)
滋賀県大津市出身・在住。滋賀県立石山高等学校音楽科、愛知県立芸術大学音楽学部卒業。同大学院音楽研究科博士前期課程修了。これまでにフルートを笠置陽子、川島ゆかり、橋本岳人、神田寛明の各氏に、ピッコロを梶川真歩、満丸彬人の各氏に師事。ソリストとして名古屋フィルハーモニー交響楽団、愛知室内オーケストラと共演。国際芸術祭「あいち2022」のプロモーションビデオの音楽収録、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトⅩⅨ、セイジ・オザワ松本フェスティバルに参加。学内選抜により第 53 回卒業演奏会、ヤマハ管楽器新人演奏会、読売中部新人演奏会等に出演。2023年度平和堂財団芸術奨励賞受賞。現在、関西地方を中心にオーケストラへの客演や室内楽、ブライダル演奏、後進の指導等幅広く活動している。
稲田 悠佑 Yusuke INADA(チェロ)
滋賀県高島市在住。クラシック音楽ファンである父と聴きに行った大阪フィルハーモニー交響楽団のベートーヴェン交響曲第9番の第4楽章のチェロに魅了され14歳よりチェロを始める。不思議な巡り合わせなのか人生初めてのプロオーケストラへの客演は大阪フィルハーモニー交響楽団の第九だった。2019年5月ウクライナ西部リヴィウを訪問、リヴィウヴィルトゥオーソ室内オーケストラと共演。第2回P-NEXTチェロコンクールにおいてグランプリ及び、聴衆賞、豊田市長賞、豊田市文化振興財団賞を受賞。第3回イブラ・グランド・アワード・ジャパン・コンクール部門1位受賞、審査委員長デヴィ・スカルノ夫人より称賛される。2023年10月愛知県立芸術大学第56回学部定期演奏会にて、H-C.シュヴァイカー氏とA.ヴィヴァルディ作曲《2本のチェロのための協奏曲ト短調RV531》で共演。2024年5月、アメリカ・ニューヨークにあるカーネギーホールデビュー。
光行彩香 Ayaka MITSUYUKI(ピアノ)
鹿児島県出身、滋賀県近江八幡市在住。4歳からピアノを始める。滋賀県立石山高等学校音楽科、愛知県立芸術大学を卒業後、同大学大学院博士前期課程を修了。第40回滋賀県ピアノコンクール学生・一般部門第1位、第1回あいの土山ピアノコンクール大学生・一般部門第1位、第7回刈谷国際音楽コンクール一般の部奨励賞、他多数受賞。河合楽器製作所アニメーション「アパッシオナート」ピアノ演奏。学校在籍中、選抜により定期演奏会等の演奏会に多数出演。2020年度、2021年度山田貞夫音楽財団奨学生。これまでに岩城なぎさ、澤ノ井薫子、内本久美の各氏に師事。現在は教員としてフルタイムで勤務しながら、地元のコンサートやサロンコンサート等への出演、保育園や老人ホーム等への訪問演奏、室内楽の他、伴奏ピアニストとしても幅広く活動している。
チケット情報 12月27日(土)10時発売(電話予約は13時から)
入場料〔税込/全席自由〕
- 一般2,000円
- 青少年(24歳以下)1,000円
- ※6歳以上入場可





