令和5年度から当館の古典芸能分野に関する舞台芸術アドバイザーに着任し、令和6年度から令和8年度までの芝居小屋「長栄座」公演「湖北百景」の監修と演出を担当する小林昌廣を講師にアートマネジメント人材養成講座を行います。
湖北にまつわる演目の紹介や、今の時代に古典芸能を観ることが、なぜ面白く豊かなことなのかをお伝えします。古典芸能の初心者にも、見聞を広めたい方にもおすすめです。
第1回「古典芸能の楽しみ方」
初回は、古典芸能×哲学×医学の専門である小林昌廣が、幅広い知識の大海原を泳ぐようなトークで古典芸能の基礎から「どのように観て、感じたら面白いのか」のコツまで語ります。知的好奇心がくすぐられること間違いなしです!
日時
5月26日(日)10:30~12:30
講師
小林昌廣
会場
第1会議室(2階)
申込締切
5月25日(土)まで
第2回「舞踊における竹生島」
7月27日(土)・28日(日)に開催する芝居小屋「長栄座」公演「湖北百景-風雅の竹生島」の演出を担当する小林昌廣と、同公演で「竹生島」の舞比べを披露するだけでなく企画構成も担当する山村友五郎による、豪華対談企画が決定!
日時
7月7日(日)14:00~16:00
講師
小林昌廣
ゲスト
山村友五郎(山村流六世宗家)
会場
第1会議室(2階)
申込締切
7月6日(土)まで
講師
小林昌廣
IAMAS(情報科学芸術大学院大学)教授。昭和34年東京生まれ。医学と哲学と芸術を三つの頂点とする三角形の中心に「身体」をすえて、独特の身体論を展開。医学史・医療人類学から見た身体、古典芸能(歌舞伎、文楽、能楽、落語)から見た身体、そして現代思想とくに表象文化論から見た身体などについて横断的に考察している。各地で歌舞伎や落語に関する市民講座や公開講座などを行なっている。令和5年度より当館の古典芸能分野に関する舞台芸術アドバイザーに着任。令和6~8年度までの芝居小屋「長栄座」公演「湖北百景」の監修・演出を務める。黒猫と暮らす。
山村友五郎(ゲスト・7/7)
文化・文政に三代目中村歌右衛門の振付師として歌右衛門と共今日の上方歌舞伎の礎を創ったとされる「山村友五郎」を流祖とする上方舞・山村流の六代目宗家家元。平成26年7月10日、約120年ぶりに友五郎の名跡を復活し三代目・山村友五郎を襲名。国立文楽劇場養成科講師、宝塚歌劇団日本舞踊講師、大阪芸術大学舞台芸術学科客員教授を歴任し、文楽、宝塚歌劇、歌舞伎の振付・舞踊指導・門下育成に従事する。令和6年度の芝居小屋長栄座公演「湖北百景-風雅の竹生島」では、企画の構成を務める。
申込
入場料
無料(要事前申し込み)
いずれかでお申し込みください。
- 下記申込フォームにて
- 電話(0749-52-5111)にて
※お申込に際してご提供いただいた個人情報は、公益財団法人びわ湖芸術文化財団の個人情報保護規程により管理いたします。
申込フォーム
「アートマネジメント人材養成講座」の今後の予定
第3回 「水と芸能」(仮)
令和6年10月16日(日)14:00~
第4回 「平家物語と能楽」(仮)
令和7年2月11日(火・祝)14:00~
芝居小屋「長栄座」夏のフェスティバル2024
明治時代に長浜に創建された芝居小屋「長栄座」を期間限定で当館内に再現し、日本舞踊、落語、民謡、びわ湖ホール声楽アンサンブルによる公演など、様々な公演を行うフェスティバルです。
- 湖北百景-「風雅の竹生島」(7/27,28)
- 津軽三味線による民謡の世界Ⅱ(8/3)
- びわ湖ホール声楽アンサンブル『美しい日本の歌』米原公演vol.4(8/4)