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ごあいさつ | ペコ丸の古典芸能よもやま話

この度、コラムを担当させていただくことになりましたチワワのペコ丸と申します。

僕の飼い主は、普段は芸術大学で働いている、舞台を観ることが好きな観客の一人です。

コラムの依頼を引き受けてきた時は、「長栄座ちょうえいざ」さんも随分と新しい試みをされると思いました。僕の飼い主はとても恥ずかしがり屋なので、僕が飼い主の代弁をすることになりました。どうぞ、よろしくお願いします。

一般犬だからこそ、今回の新春公演に向けた演目の中で、僕自身が気になったこと、疑問に思ったことを調べて発信してみたいと思います!

もちろん、専門的な部分は監修の久保田敏子先生に文章を確認いただくので、どうぞ、ご安心ください。

さて、伝統芸能と言えば「敷居が高い」とよく言われます。伝統芸能の中でも、歌舞伎かぶきは、歌舞伎役者がテレビのドラマやバラエティー番組等によく出演されていますので、役者に興味を持って実際に観に行くということがあります。しかしながら、その他の古典芸能は、そもそも「どこで観られるのかが分からない」「楽しみ方が分からない」といった根本的な疑問の声を聞きます。

この疑問のうち、どこで観られるかについては、滋賀県では、湖北地方の場合は「長栄座」がありますので解決済みですね!今回の新春公演も、平家へいけ琵琶びわ地歌じうた箏曲そうきょく舞踊ぶよう狂言きょうげんのうとあらゆるジャンルの古典芸能を一度に観ることができますので、非常に贅沢な舞台だと言えます。もう一つの疑問である楽しみ方については、僕も全てのジャンルにおいて分かっている訳ではありません。ですが、登場人物や、物語の内容や背景、歴史を知っている、これだけで随分違っていたりします。歌舞伎が歌舞伎役者をきっかけに楽しめるように、身近に感じるものが1つでもあれば、それが楽しめる糸口になるのだと思います。

また、演者さんからは怒られるかもしれませんが、観客の立場で言わせてもらうならば、演奏を聴きながら気持ちよく寝てしまうのも、演奏を楽しめている1つの方法だと思います。なぜなら上手な演奏は耳に非常に心地よく、ついつい日頃の心の緊張が解れてしまうからです。そして見せ場が近づくと、はっと目が覚めてしまう。不思議なものですね。要は気負わず、楽な気持ちで劇場に足を運ぶだけで鑑賞は始まっているのです。

僕も劇場に行きたいけれど、残念ながら犬なので行けません。これから数回に渡り、僕が2021年新春公演のご案内をしますので、興味をもっていただけたら、僕の代わりに、是非楽しんできてほしいと思います。

ペコ丸(代筆:平山聡子)

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コラム①「祇園精舎」

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